子供の視力低下、0.8と0.3の視力低下に気づいた時の違い
子供自身が視力低下の自覚がないというお話は前回させていただきました。
記事は、こちら↓
子供の視力低下はなぜわかりにくいの?視力低下を知るには?
実は、自覚がないと言えばないのですが、
本当はモノの見え方の変化が分からないのです。
例えば、1.0から翌日朝起きたら、0,3になっていたりするとよくわかるのですが、
そういうことはなくて、
例えば、一日の中での変化1.0~0.8だとすると、
視力が低下するときは、0.9~0.7とか次に0.8~0.6という風に低下するとどうでしょうか?
それも低下速度によりますが、子供本人ではわからないですよね。
これは、大人でも数か月かけて低下していくと分からないはずです。
しかし、以前の視力から数段低下すればさすがに見えにくいと判断がつきますよね。
その見えにくいと判断がつくまでの間が子供にとって重要なのです。
例えば、教室での授業で前の方の席だと見えるが、後ろだと見えにくい。
でも、また前の席になれば見える。これを繰り返していると、成績はどうでしょうか?
黒板の文字が見えないということは、成績にも影響しますよね。
また、
スポーツでも同じことがいえるのです。
今まではっきり見えていたボールが見えづらくなってくると、スポーツ自体
面白くなくなりますよね。視力の低下が原因で好きなスポーツをあきらめる子もいるようです。
結論は、
0.8と0.3の視力低下に気づいた時の違いは、成績やスポーツに影響が
出る可能性が高いということなのです。
それと、やはり子供が受ける、見えないことからくるストレスも当然違いがありますし、
0.3まで低下に気づかない場合、頭痛や吐き気なども考えられますので、
視力低下の早期発見は重要なことなのです。
ではどうすれば、0.8で気づくことができるのでしょうか?
次回お話しさせていただきますね。